高密度ポリエチレン HDPE

高密度ポリエチレン(HDPE)

高密度ポリエチレン(HDPE)の特徴

ヴァイロの原料の一つでもある高密度ポリエチレン(High Density Polyethylene – HDPE)は、PE-HDとも呼ばれ、他のポリエチレン(PE)と比べて引っ張り強度、耐熱、耐寒性が優れています。

耐熱温度はおよそ 90℃~110℃と言われており、130℃から溶け出します。

1995年において高密度ポリエチレンは密度0.942以上のポリエチレンと定義されました。

代表的な例としてはレジ袋、ポリバケツ、ビールクレート、弁当箱、保護フィルムなどがそれにあたります。白っぽい色で、透明性が低いことから、色付け加工されていることが多いです。

そもそもポリエチレン(PE)とは?

プラスチック素材の中において最も原料価格が安く、加工しやすい素材の一つとされています。

特徴としては、

  • ・無味無臭
  • ・軽い
  • ・化学的に安定していて水や薬品に耐性がある
  • ・電気絶縁性に優れている
  • ・防湿性

プラスチックの中では最も生産量が多く、食品用としても最も多く使用されています。

一方・・・

低密度ポリエチレン(LDPE)とは

HDPEに比べて耐熱性は低く簡単に燃えるが、密度が低い分薄く透明にできるため加工しやすいという特徴がある。

一部ビニール袋として使われていることもあるが、強度が無いので重いものを入れる場合は不向きで、ラップやフィルム、梱包材として使われていることが多いです。

まとめ

ヴァイロファイバーは高密度ポリエチレンをベースに作られているため、素材としても引っ張り強度、耐熱、耐寒性が優れているといえます。
その他、ヴァイバーの特徴を知りたい方は下記項目からご覧くださいませ。

ヴァイロ(VIRO)とは >

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